こんにちは、エクシーの動画編集担当の斎藤です。
早いもので3月も中旬となりましたね。
さて、今回は、PV撮影を外で行う際の注意点についてご紹介します。
撮影用のスタジオ以外の撮影をロケーション撮影(略称:ロケ)と言います。街中や公園などの屋外だけでなく、建物・施設内で撮影する事も含めます。
撮影許可
街中や公園などでロケをする時は、原則としてその場所の所有者や管理する事務局などに撮影許可を得る必要があります。
また、誰かの所有物ではない場合は、警察に申請する必要があります。申請書類には詳細な情報を記載し、申請費用が数千円ほどかかるようです。
もちろん、海や山や川も同様です。
許可を得ずに撮影をしていると、管理事務所から注意を受けたり、撮影を止められてしまう事もあります。
万一トラブルになってしまった場合に、その様子をSNSなどで拡散されてしまう可能性もあり、プロモーションどころか評判を落としかねないので注意しましょう。
写りこみ
街中でのロケでは、看板やキャラクターなどが写りこむことがあります。注意しなければならないのは、著作権と商標権です。
たとえば看板やポスターについては、著作権はありますが、一般に開放されている屋外や、建物の外壁などに常時設定されているものについては問題ありません。
また、他社のロゴマークやキャラクターが写りこんでしまった場合はどうでしょうか。これも、たまたま写りこんでしまった場合については、問題ありません。
さらに、街中に流れていた音楽を撮影映像に取り込んでしまった場合。こちらも、音楽が明瞭に聞き取れるわけではない場合、著作権侵害には当たらないと考えられます。
(著作権法第30条の2 付随対象著作物の利用)
しかし、いずれの場合も明瞭な写りこみは避けるべきでしょう。音楽についても、それとわからないように音声編集しましょう。
屋外撮影の魅力
このように、ロケをする時は色々な注意が必要です。
撮影許可を得たとしても、所有者から日時などの条件を付けられる場合もありますし、モデルさんなどのの被写体以外の様々な部分に気を配らなければなりません。
天候も含めて、その時にしか撮れなかった映像というものがあります。
それをどのように引き立てるかが、編集作業で必要となってくるわけですね。
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