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病院・クリニックサイトは基盤が大切!?②

▪はじめに

前回に引き続き、クリニックサイトの基盤について解説していきます。
今回のトピックは
⑤初診の患者様へ
⑥求人情報
⑦料金表(自由診療のみ)
について詳しく解説します。

前回のブログを読んでいない方は、ぜひ『病院・クリニックサイトは基盤が大切!?①』からご覧ください!

初診の患者様へ

初めて来た人に、どうすればいいかをわかりやすく事前に書いておけば、余計なトラブルを防ぐことができるのがこのページです。
行く前の準備から受付、診察、会計までの流れを載せておくと、一連の動きを想像できて患者様は安心感を感じることができます。
ここで重要なポイントは、患者様の目線に立って分かりやすい言語にしなければいけないということになります。

さらに、一行動につき一文くらいのレベルで細かく書くとより丁寧で、患者様はとても想像しやすいです。
また、文字だけでは全く想像できないこともあるため、詳しい写真は必須です。

初診の患者様へ:問診表

・病院で書く
・事前に問診表を書いて持ってきてもらう
・ネットで事前に記入して来てもらう
・事前に書いても病院で書いてもOK
など、病院によってさまざまありますよね。

待ち時間短縮のために、絶対に書いていかなければいけないところもあれば、どちらでもいいところがあります。
もし、事前に書いてこなければいけない所だと待ち時間が伸びたり最悪受診できないところもあるため、問診表については詳しく載っているととてもいいですね。

初診の患者様へ:予約

初診の人でも予約ができるのか、または予約が必ず必要なのか、予約なしだとかなり待つ時間が長いのかなどを載せておくと良いでしょう。

また、いつからいつまで予約ができるのか、キャンセルはどのように行うのか、予約が埋まって取れない場合の対処法などが載っているとわかりやすくてとてもいいです。

初診の患者様へ:持ち物

当たり前だけど意外と忘れがちな「健康保険証」であったり、「他院からの紹介状」、複数薬を飲んでいる方は飲み合わせのこともあるため「お薬手帳」などを持ってきてもらう必要がありますよね。
ここでは、当たり前のことをどれだけ当たり前に書けるかが重要なポイントになります。

初診の患者様へ:受付

受付で提出するもの、受付する時の注意点があれば、詳細に載せましょう。

初診の患者様へ:問診表の記入

事前に書いて持っていくタイプの病院は特に、ここを丁寧に書いておくといいでしょう。
事前に書いてもらえればスムーズに案内できることを掲載しておけば、患者様の待ち時間は減り、病院側も効率よく診療が行えるため、どちらにもメリットがあります。

初診の患者様へ:検査

初めて行くのにどんな検査があるのか知っておくと安心感につながります。
できるだけ検査項目を書き出し、患者様が想像しやすい言葉で説明文を書くことを意識しています。
その検査で必要なもの、注意するべきことを事前に伝えておくとスムーズに進めることができるため、詳細に載せておくことがポイントです。

初診の患者様へ:診察

診察も検査同様、どんな内容の診察があるのかを書いておくと良いでしょう。

初診の患者様へ:会計

お支払方法や、駐車場のサービスの有無など会計の際にやり取りするであろう項目を事前に書いておくと、病院側と患者様側で行き違いが起こらず未然にトラブルを防ぐことも可能です。

片桐眼科クリニック様の『初診の患者様へ』はこちら

求人情報

求人情報のページは、唯一患者様向けではなく求職者向けのページになります。
その為、今までのページとは少し違う視点で記載することが大切です。
以下の7つのポイントを載せる必要があります。

・どのような職種なのか
・どのようなコンセプトの病院なのか
・院長先生はどのような想いで診療に向き合っているのか
・スタッフに対してどのように接しているのか
・どんな仕事をしてもらいたいか
・やりがい
・先生やスタッフの方の人となり

ここでは、求めているスタッフ像をしっかりと具体的に書くことと、どのような想いで皆さんが働いているのかを具体的に書くことが大切になってきます。

求職者は、自分に合った職場を探し求めているはずです。
そのときに、具体的に詳しく、わかりやすく書いてあると想像がしやすいですよね。
できればスタッフの皆さんの笑顔の写真があるとさらにいいですね。

ここでも、いかに求職者目線でいいなと思ってもらえるように作ることがポイントになります。

片桐眼科クリニック様の『求人情報』はこちら

料金表

「いくらかかるのか」は患者様にとって最も知りたい情報のひとつになります。
自由診療は医療機関によって金額が異なるため、複数のクリニックで比較したい患者様がほとんどです。
他院に価格を知られたくないため、全てを書かない病院もあります。
しかしそれでは、患者様からの信用を失う可能性もあるため全て書いておくのがベストです。

また、患者様にあらかじめ伝えておかないと「余裕を持って用意できない」、「ホームページに書いてあったからこれくらいの料金だと思って行ったら、倍以上の料金がかかると知った…」などと不愉快な気持ちにさせてしまうこともあるため、ちゃんとした料金を明記しておく必要があります。

自由診療の場合、ガイドラインにはこう書かれています。
“公的医療保険が適用されない旨(例えば「全額自己負担」、「保険証は使えません」、「自由診療」等)及び標準的な費用を併記する場合に限って広告が可能であること。
(中略)また、当該治療の方法に、併用されることが通常想定される他の治療の方法がある場合は、それらを含めた総額の目安についても、分かりやすいように記載すること。”

このように、保険適用外のことや標準的な費用、総額の目安などを分かりやすいように記載することになっています。

▪まとめ

前回に引き続き『クリニックサイトの基盤の大切さ』について解説していきました。
この2つのブログのタイトルにもある基盤というのはつまりこういうことです。
『基盤=患者様目線で患者様の知りたい情報』
この、患者様目線がかなり大事なカギとなるため病院・クリニックはこの情報を網羅していないと患者様に刺さるサイトは出来ません。

ですが、この基盤がホームページに書かれていないのが現状です。

エクシーは企画提案の段階で、必要な基盤は何かなどをしっかりと説明・提案しているため、先生方にも理解していただいた上で制作を進めていきます。
医療分野のプロである先生の視点と私たちITのプロの目線を組み合わせて、患者様目線のホームページを二人三脚で作っていきましょう!

新規開院でホームページを制作しようかなと思っている先生やスタッフの皆さん!
もっとホームページを活用し効率化を図りたくてリニューアルをお考えの先生やスタッフの皆さん!
ぜひ一度エクシーにご相談ください

エクシー株式会社:https://excee.co.jp/
お問い合わせフォーム:https://excee.co.jp/contact/

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