エクシー株式会社が奈良県田原本町、大阪府高石市、福岡県飯塚市、鳥取県湯梨浜町をZoom接続し、ライブ配信を実施!
奈良県田原本町の青垣生涯学習センター 弥生の里ホールにて、登壇者は久野教授、保健師の塚尾氏、
田原本町 森町長、高石市 阪口市長、飯塚市 片峯市長、湯梨浜町 宮脇町長。
そして町民が250名参加された田原本会場と高石市会場・飯塚市会場・湯梨浜町会場をZoomで接続し、シンポジウムの様子をライブ配信しました。
◆シンポジウムタイトル:
「スポーツ×健幸」シンポジウム
~スポーツを通じた人生100歳時代の実現に向けて~
「スポーツ×健幸」シンポジウムは、久野教授、塚尾氏の講演に続き、
各市町の首長が「Smart Wellness City」プロジェクトの取り組みについて発表されました。
久野教授らが発起人となり科学的根拠に基づいた高齢化社会に対する日本の健康政策の構築を目指して、2009年全国9市長とSmart Wellness City首長研究会を立ち上げ、現在43都道府県116の区市町村で、田原本町を含め本講演会の共催(きょうさい)自治体(じちたい)もこの研究会に参画しています。
※「Smart Wellness City」プロジェクト
本プロジェクトは、
「ウエルネス(=健幸:個々人が健康かつ生きがいを持ち、安心安全で豊かな生活を営むことのできるかこと)」
をこれからの「まちづくり政策」の中核に捉え、健康に関心のある層だけが参加するこれまでの政策から脱却し、市民誰もが参加し、生活習慣病予防及び寝たきり予防を可能とするまちづくりを目指す。
そのために、科学的根拠に基づき市民の健康状態の改善が実証された健康まちづくり政策を、自治体間の連携によって推進していこうとするものである。
「少子高齢化・人口減社会」の克服を可能とするまちづくり
「Smart Wellness City」の具体策を創造・構築することを目的とする。
・開催日時:2022年10月10日 14:00~16:30
・開催場所:奈良県田原本町 青垣生涯学習センター 弥生の里ホール
・参加者:田原本町 250名、高石市会場・飯塚市会場・湯梨浜町会場に多数参加
◆講師:
筑波大学大学院 人間総合科学学術院 教授 久野 譜也
(株)つくばウエルネスリサーチ 副社長・保健師 塚尾 晶子
◆パネルディスカッション
田原本町 町長 森章浩
高石市 市長 阪口 伸六
飯塚市 市長 片峯 誠
湯梨浜町 町長 宮脇 正道
●ライブ配信 使用機材
カメラ①(舞台撮影)・・・高感度に強いα7SⅢ+望遠レンズ
カメラ②(観客席撮影)・・・高感度に強いFX3+超広角レンズ
HDMIケーブル4本・・・30m 高速HDMIケーブルを使用
音声入出力ケーブル2本
光回線1G
ルーター
有線LANケーブル
スイッチャー・・・シンポジウムのタイトル、2台のカメラ映像、PPT操作PC③、音声のスイッチング
操作PC①・・・Zoomホスト操作、4市町を接続しライブ配信、テロップ操作、動画再生と配信、スイッチング
操作PC②・・・Zoom共同ホスト操作、3市町の画面操作、Zoom配信録画
※3市町(高石市会場・飯塚市会場・湯梨浜町会場)
PPT操作PC③・・・登壇者の6つのパワーポイントのスライドショー操作
●エクシー株式会社のライブ配信作業内容
1. インターネット・プロバイダの準備
2. 会場の各種配線工事
3. 舞台向けカメラ、会場観客席向けカメラを使った撮影
4. タイトルやテロップの作成と挿入
5. 田原本町会場、高石市会場・飯塚市会場・湯梨浜町会場にZoom接続しライブ配信
6. 2台のカメラ映像、パワーポイント(6名の登壇者の6つのデータ)のパソコンデータ、舞台音声を変換してスイッチャーで受け、複数の映像・音声のライブ配信
7. 田原本町の参加者向けに会場のプロジェクターに映像を投影し、音声主力を行う
8. 合計4市町のライブ配信を録画
●ライブ配信 気遣った点
・弥生の里ホールは、会場の特性上、非常に薄暗いため、高感度に強いカメラ(α7SⅢ・FX3)を使用しました。
・HDMIケーブルは、15m以上となるとかなりの伝送損失が発生するため、特殊な30m HDMIケーブルを使用しました。
・スイッチング操作+Zoom配信+動画配信用のパソコンは、ハイスペックなものを用意し、スムーズなライブ配信を実現しました。
・弥生の里ホールの仕様上、会場プロジェクターには、音声と映像を別々に出力する必要があり、遅延のない設定を行い出力しました。
・パワーポイントの作業は、別パソコンで行われ、スイッチャーで切り替え、スムーズなライブ配信を実施しました。
・預かった3つの動画をプレゼンの途中で速やかに再生し配信しました。
・各市町の市町、町長の指示で臨機応変に首長の映像、プレゼン資料、各会場をスイッチャーとパソコンを同時操作し、切り替えてライブ配信を実施しました。
●森町長の開会挨拶
開催地である奈良県田原本町 森町長より開会の挨拶から始まりました。
以下の動画をご覧ください。※動画の画質は、Zoom録画の画質です。
●筑波大学 人間総合科学学術院 久野教授の講演
「スポーツをするしないで人生が変わるのは科学的に本当?」について講演されました。
死亡リスク4位に身体活動量不足=運動不足(WHOが2009年に発表)
運動の効果は、認知症の予防にもなる。
ウォーキング、筋トレなどを始め4市町では、健康維持の施策が行われている。
筋トレがやれていない人が多く、食事だけではダメ。食事も運動(ウォーキング、筋トレ)もどちらも必要。歩くことは、動脈硬化の予防にもなる。
筋トレは、筋肉を維持してくれる。足の筋肉が弱るとやりたいこともできなくなる。
運動習慣のある人はの市中感染症リスクは、31%も低い上に感染症による死亡リスクは37%も低い。
社会環境を変えて、0次予防(原因となる社会経済的・環境的・行動的条件の発生を防ぐための対策)が大切であり、自然と健康になれる町づくりが大切。
歩いて、筋トレして健康的になってほしいのと寛容性を上げていく必要がある。
4市町は、他の自治体より一歩先に行っている。
以下の動画をご覧ください。※動画の画質は、Zoom録画の画質です。
●株式会社つくばウエルネスリサーチ 副社長・保健師 塚尾晶子氏の講演
「いきいきとした身体を維持できる運動を教えます」について講演されました。
★運動の種類と効果
1. 有酸素運動 1日平均7000歩を目指す
(効果)
・心肺機能が高まる
・脂肪燃焼効果
・動脈の伸縮性を向上
2. 筋力トレーニング 週3回
(効果)
・基礎代謝があがり、脂肪燃焼力アップ→太りにくい体
・関節などの痛みが軽くなる
★筋力トレーニング実施の5カ条
1. 各トレーニングは1セットを10回行う
2. 呼吸は止めずに行う
3. 痛みや違和感のない範囲で行う
4. ゆっくり動かす
5. 鍛えている筋肉や伸ばしている部分を意識する
※ストレッチを組み合わせると柔軟性も高まり
より効果がある。
を解説され、
会場の皆さんに、太ももの体操(スクワット)、腕立て伏せのやり方を指導されました。
以下の動画をご覧ください。※動画の画質は、Zoom録画の画質です。
●奈良県田原本町の取り組み 森町長
「たわらもとヘルスケアプロジェクト」を発表
★健幸ポイント事業
・今年度 約1600人が実践中
・歩数・健康維持活動等でポイント付与
・ポイントは地域商品券に交換
★健康運動教室
・今年度 約270名の方が参加中
・個別処方型運動プログラムT-Wellを活用
・教室にオンラインを活用
青垣生涯学習センターの北側に多目的スポーツアリア、交流エリア、スタジアムエリアを作り、ヘルスケアポロジェクトを通してまちづくりの拠点にしていく。
年齢や障がいの有無に拘らず、多様な人々が集まり、いつでも賑わいが溢れるウエルネス拠点を構築。
以下の動画をご覧ください。※動画の画質は、Zoom録画の画質です。
●大阪府高石市の取り組み 阪口市長
高石市における「スポーツ×健幸」の取り組みを発表
児童は、スポーツ少年団(全15団体)
高齢者と若い世代は、市民全体のやさしさと活力あるれる健幸のまち
健幸ウォーキングロードを作り、健幸づくりのシンボルゾーンを形成
以下の動画をご覧ください。※動画の画質は、Zoom録画の画質です。
●福岡県飯塚市の取り組み 片峯市長
ヘルスケアプロジェクト ~いいづか健幸ポイントを実施~などを発表
活動量計を毎日身に着け健康維持のため歩く運動をしている
月に1度は体組成計で測定
サポーター×トレーナー×企業×行政の連携し飯塚モデルを確立
以下の動画をご覧ください。※動画の画質は、Zoom録画の画質です。
●鳥取県湯梨浜町の取り組み 宮脇町長
「住みやすく魅力と活気あるれる愛のまち」と題して取り組みを発表
湯梨浜町は、昭和57年 グラウンドゴルフの発祥地
瞬く間に全国に普及し、300万人を超える国民的スポーツへと発展。
・ウォーキング事業
・全国ベテラン卓球東郷大会
・東郷湖ドラゴンカヌー大会
・ハワイアンフェスティバル
以下の動画をご覧ください。※動画の画質は、Zoom録画の画質です。
こうして、(株)つくばウエルネスリサーチ様、田原本町様、高石市様、飯塚市様、湯梨浜町様、他業者様のご協力のお陰をもちまして、無事に4市町共同事業(「スポーツ×健幸」シンポジウム)のライブ動画配信を終えることができました。
皆様、ありがとうございました。
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