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病院・クリニックサイトのデザインはどんなものがいい?

はじめに

あなたの病院・クリニックのホームページはどのようなデザインですか?
シンプルなデザイン、爽やかなデザイン、やわらかいデザイン、ごちゃごちゃしたデザイン、古いデザインなど、世の中の病院・クリニックサイトはさまざまなデザインがありますよね。

今回皆さんにご紹介するのは『病院・クリニックサイトのデザインは何色を使うと良いのか』『どこにポイントを置いて制作しているのか』になります。

現状のホームページの状況と照らし合わせながら、ぜひ最後までご覧ください。

世の中に存在する色について

まず、なぜ色が見えているのか知っていますか?

それは、物質が光を吸収し、吸収されなかった波長の光が「反射または透過する」ためです。
例えば、植物が緑に見えるのは、葉緑素という色素が赤と青の波長を吸収し、緑色を反射するからです。

なので、実を言うとこの世に「色」というものは存在しないのです。

人は目から入ってくる光によって色を認識しているため、このことを知った上でホームページに使う色を考える必要も出てきます。

そして、色にはそれぞれに意味を持っています。
たった一つの色で人に与える印象を左右してしまう大きな要素でもあります。

一般的な色の持つ意味

今回は、よく見る色のうち8色をピックアップしました。
一つの色でも複数の意味を持ち、中には反対の意味を持つものもあります。

これらは一例に過ぎないため、この8色でもまだまだ意味はたくさんあります。
実は、世の中には何となく当たり前に使われている色でも、意図してその色が使われているものがたくさんあるのです。

クリニックサイトに使わない方がいい色

では、たくさんある色の中で病院・クリニックサイトには使わない方がいい色をご紹介します。

赤は、興奮色で血を連想させる色になります。
目印に使う色として使われがちですが、患者様に挑発的・刺激的な状態にさせてはいけないため、避けたほうが好ましい色になります。

黄色

外にいてかなり晴れているときや反射などの要因で見えにくいことが多いため、避けたほうがいい色になります。
ただ、原色の黄色ではなく少し色味を変えれば使用できる色もあります。

ホームページに使用している色が全てくすんだ色味

こちらは、色は関係なくそれぞれの色がくすんだ色味を使用している場合になります。
くすんだ色がホームページ全体にあると、暗く見えてしまいどんよりした雰囲気になります。
部分使いだとおしゃれな雰囲気を作り出せるのでバランスを見て使用するのがおすすめです。

高彩度な色

こちらは先ほどとは真逆の彩度が高い色です。彩度が高いというと、ぱきっとした色味で見ると眩しい!と思う色のことを指します。
眩しい色は、目に悪いため避けるべき色味になります。
ぱっと目に飛び込む色で一見よさそうに思われがちですが。閲覧者が眩しいと思ってしまうくらいに鮮やかな色は避けましょう。

クリニックサイトにおすすめな色

次は、病院・クリニックサイトにおすすめな色をご紹介します。
こちらも一例にすぎませんが、ぜひ参考にしてみてください。

水色

水色は、落ち着く色や冷静を保つ色といわれています。
患者様の不安な気持ちや心を落ち着かせる働きを持っています。

世の中には事故の多い場所の街灯が事故防止のために青色になっているところもあります。

さらに清潔な印象を与えやすいため、内科などのホームページによく使われています。

緑色

緑は、目に優しい色なので眼科のホームページに使われることが多いです。
さらに、緑は安心・安全の印象を与えることもできるためクリニックサイトにはよく使われています。

オレンジ

オレンジは、暖かい印象を与えることができるため小児科のホームページに使われることが多いです。
病院が怖い・苦手な子どもたちにも優しい印象ややわらかい印象を与えることができる色になります。

ピンク

ピンクは、優しい印象を与えることができ産婦人科のホームページに使われることが多いです。
さらに、ピンクリボン運動というものがあり馴染みがあるのではないでしょうか。
ピンクリボン運動とは、乳がんで亡くなった患者様のご家族が、「このような悲劇が繰り返されないように」との願いをこめて作ったピンクのリボンをシンボルにしたことから呼ばれるようになりました。

パステルカラー

クリニックサイトは、明るいイメージにすることがほとんどです。
病気を患っているときにホームページを探していて、暗い雰囲気のさいとがあったら気分が下がってしまいますよね。
パステルカラーは、心を穏やかにしてくれて、明るく楽しい気分にしてくれます。
透明感と軽やかさのあるパステルカラーの優しい色味が心に癒しをもたらしてくれるため、基本的にはパステルカラーにすると良いでしょう。
部分的にくすんだ色を使用するのはいいですが、暗くなり過ぎないように注意が必要です。

保険診療と自由診療について

保険診療も自由診療も、ロゴや院内の雰囲気に沿った色やデザインにしています。
ですが、自由診療や保険診療でも人間ドッグがあるなどの一部自由診療の場合は小洒落た雰囲気にすることがあります。

矯正歯科:自由診療
眼科:保険診療

エクシーのこだわり

一番重要視しているところは、「クリニックのロゴや院内の雰囲気を見て、クリニックサイトの色を決めている」というところです。
病院・クリニックのホームページとなると、その病院の『顔』となります。
ホームページを見てから初めて行ったときに、ホームページから受け取った印象と院内のイメージが違うと少し不安になりますよね。
そのためにも、ロゴや院内の印象とかけ離れたデザインにならないように、イメージ作りをしっかりしています。

そして、色については3色以上は使用しないように決めています。
まず、ベースカラー・メインカラー・アクセントカラーを何色にするかを決めてその3色の使用を基本としています。
その3色を決める時は背景色との差を意識しており、ホームページの背景は基本的に白なので、白に近い色は避けるようにして誰が見てもはっきり見える色を使用しています。

さらに、病院・クリニックのホームページは「単に綺麗でシンプルなデザインにしたらいい」というわけではありません。
閲覧者にとって必要な情報が分かりやすい位置になければいいデザインとは言えません。

「誰もが見やすく、必要な情報をすぐに届けられる」+「クリニックの雰囲気とずれていない」サイト作りを心掛けています。

まとめ

今回は、主に「病院・クリニックサイトに向いている色と避けるべき色」について紹介しました。
今回紹介した中でも必ず避けるべき色はなく、色味を調整したり明るさを調整すれば刺激の少ない優しいホームページが出来上がります。

色ひとつでホームページの雰囲気を左右してしまいます。
色は良くも悪くも人に大きな印象を与えてしまいます。

今まで何となくこの色にしようと考えていたり、この色でいきましょうと提案されてきた先生や病院のスタッフ様は、今一度自院のホームページを見ていただくと良いでしょう。

閲覧者にどのような印象を与えているかを見直してみてはいかがでしょうか。

病院・クリニックのホームページデザインで悩まれている先生・スタッフの皆さんは、一度エクシーにご相談ください。

エクシー株式会社:https://excee.co.jp/
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